【2017年4月27日発行のメルマガの記事を掲載しています】
今日のテーマは「自分軸を育てる」です。
アダルトチルドレン(AC)の特徴の一つに、
「自己の喪失」というものがあります。
「私って自分がない」、「あの人は自分がある」など
そんなふうに言うことがありますよね。
「自分がない」というのは、本当に自分がないのではなく、
自分を見失ってしまっている状態です。
自分が何を感じていて、どうしたいのか、
分からなくなっているのです。
自分自身に鈍感になっている状態、とも言えます。
自分の感覚や考えが正しいかどうか自信がないため、
自分の軸がブレブレになってしまい、他人の言葉や
態度に過敏に反応したり、振り回されがちになります。
これは辛いですよね。。
そういう人はもしかすると、子供時代に親から
「あなたはどんなふうに感じているの?」
「あなたはどうしたいの?」
と、聞いてもらえなかったかもしれません。
子どもは親から自分の気持ちや考えを気にかけてもらえないと、
自分自身も自分がどう感じているか、どうしたいかを
気にかけなくなってしまいます。
自分に対して、無関心になってしまうのです。
でも、「自分軸」は今からでも育てていくことはできます。
ブレない、しっかりとした自分軸を育てていくためには、
まず自分自身をよく観察する必要があります。
たとえば、スーパーやコンビニに行った時や、
レストランなどに入ったとき、自分の食べたいものを
自分の体と心に聞いてみます。
「今、何が食べたい気分?」
まずはその練習から、始めてみましょう。
最初はあまり反応がないかもしれません。
でも、徐々に、自分の心と身体が質問に答えてくれるようになります。
栄養面はもちろん考えなければいけませんが、
できる限り自分の心と身体の欲求に応えてあげましょう。
たとえば私は、自分の胃が弱っているときに
お店でポテトチップスなどのお菓子を手にしたりすると、
食べてもいないのに胃がもたれるような感じがします。
そんな時、ゼリーやヨーグルトなどを手にすると
「そう、今はそれが欲しいの!」と身体が言っているような
感じがします。細胞が喜んでいるのかもしれません。
いつも自分の心と身体を気にかけてあげること、とても大事です。(^^)
自分軸がブレブレ、という方はぜひ試してみてくださいね♪